クローズアップ現代 NHK"検定ブームの火付け役となった日本漢字能力検定協会。その前理事長と副理事長の大久保親子が背任の疑いで逮捕された。協会は収益を社会に還元することが義務付けられている公益法人。にもかかわらず、検定料で潤う協会を“私物化”していたと指摘されている。"
堀田力がクニヤと意気投合していたが、問題の本質は違うと思う。断言できる。「すべての」公益法人は収益の私物化が目的で設立されているのである。漢字検定はたまたま受益者が創業者家族であったのだが、他の公益法人の受益者は「官僚OB」であるという違いだけ。
利益を家族で私物化することと役人の老後の福祉に使うことには、なんの違いもない。公益法人とは、余分な仕事を国民に押しつけ余分の出費と税金をあいつらで配分するための仕組みである。具体的な例を挙げるのは止めるが「公益法人」とはそういうもの。漢字検定協会は官僚OBに利益を配分するのをケチったから摘発されたに過ぎない。それをしかたがないと諦めるのがニッポンでは大人になるための「通過儀礼」とされている。これじゃダメだ。
公益法人は株式会社化するべきである。すべて営利事業とするのだ。儲けることが出来るなら大いに結構。儲からなければ倒産させる。それが公平である。
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